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銅 ノ 樹

多くの園芸好きなモノにとって、斑入りや銅葉などのカラーリーフっていうのは、なんか、こう、惹かれるわけで…

今日はタイプの違う樹木系の銅葉品種を2つ紹介。


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コルジリネ アウストラリス‘プルプレア’。

この時期、居心地がよいのか、なぜかよくアマガエルが葉に乗っかってる。
保護色のためか、若干銅葉とお尻の境界があやふやにたっているとこ、いとおかし。

コイツを樹木と認識している方は、残念ながら少ない。
小さい苗(樹高30㎝ほどのん)が多く出回っていて、宿根草のニューサイランとよく混同されがちですが、本来は立派な常緑高木です。

寒冷地でなければ地植えも可能で、そこそこの樹高(背丈以上)のを庭木としてもってくると、なかなかにカッコイイ。
ややフォーマルな洋風の庭やドライガーデンなんかの場面で提案しますが、エキゾチックやジャンクな雰囲気にもよく合うような気がするんです。
ちなみに、以前植栽させて頂いた花壇はドライな感じ。
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アメリカハナズオウ‘フォレスト パンシー’。

写真の一番手前の紫色の葉っぱです。
白っぽいのは斑入りのヤマボウシ‘ウルフアイ’、右上の黄色っぽいのはギボウシです。

この写真、わかりにくい?

ですよね。
ホンマにスンマセン。
ヤマボウシとギボウシとのコントラストがキレイだったんで、つい。。。

樹木系のカラーリーフが人気となった、先駆け的な銅葉の落葉高木。
ハート型の赤紫色の葉っぱが、やたらとキュートです。

性質自体は丈夫なんですが、やや寒冷地のほうが葉色がキレイになるような気がします。
以前の働かせてもらっていた愛知県のショップの植栽に植えてあったの、キレーやったなぁ。

現在でも大変な人気者ですが、ちとお値段が高めなのが玉にきず。
写真のんは1mほどのちっちゃな苗ですが、たまたま安く仕入れることができたので、わりとお買い得。

しかし、未だに「パンシー」なのか「パンジー」なのか、よくわからない店主でございます。
(学名で表記すると→Cercis canadensis 'Forest Pansy' です)



銅葉系のカラーリーフは単体で見ると地味だったり、使いすぎるとくどかったりしますが、
うまくアクセントに使えば

「わたし、ちょっと上級者?」的な顔、できるかもです。

店主 つやま

by msgardenstyle | 2011-05-28 19:42 | 樹木  

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